カテゴリー: 土地家屋調査士

  • 土地家屋調査士に依頼すべき10のケース【費用の目安付き】

    土地家屋調査士に依頼すべき10のケース【費用の目安付き】

    土地家屋調査士って何をする人?」「自分の状況で依頼が必要なのかわからない」という方のために、土地家屋調査士に依頼すべき代表的な10のケースを費用の目安とともに解説します。

    ケース1:土地を売却する予定がある

    土地の売却時には境界確定測量が必要になるケースがほとんどです。境界が明確でないと買主や金融機関が取引に応じません。

    • 必要な手続き:境界確定測量
    • 費用目安:30〜80万円
    • 期間:2〜4か月

    売却活動の半年前には依頼しましょう。

    ケース2:相続した土地を兄弟で分ける

    1つの土地を相続人間で分割するには分筆登記が必要です。

    • 必要な手続き:境界確定測量+分筆登記
    • 費用目安:40〜100万円
    • 期間:2〜4か月

    ケース3:新築一戸建てを建てた

    新築建物は1か月以内に建物表題登記を行う法律上の義務があります。

    • 必要な手続き:建物表題登記
    • 費用目安:8〜15万円
    • 期間:2〜3週間

    ケース4:隣地との境界がわからない・もめている

    境界トラブルの解決には専門家による客観的な測量データが不可欠です。

    • 必要な手続き:境界確定測量
    • 費用目安:30〜80万円
    • 期間:2〜4か月

    ケース5:建物を増築・リフォームした

    増築によって床面積が変わった場合は建物表題変更登記が必要です。

    • 必要な手続き:建物表題変更登記
    • 費用目安:6〜12万円
    • 期間:2〜3週間

    ケース6:建物を解体した

    建物を取り壊したら建物滅失登記が必要です。放置すると固定資産税が課税され続けます。

    • 必要な手続き:建物滅失登記
    • 費用目安:3〜5万円
    • 期間:1〜2週間

    ケース7:農地を宅地に変えたい

    農地(田・畑)を宅地に変更するには、農業委員会の許可に加えて地目変更登記が必要です。

    • 必要な手続き:地目変更登記
    • 費用目安:3〜8万円
    • 期間:1〜2週間

    ケース8:登記面積と実際の面積が違う

    相続や売却の際に登記面積と実測面積のズレが発覚したら地積更正登記で修正します。

    • 必要な手続き:地積更正登記
    • 費用目安:20〜60万円
    • 期間:2〜3か月

    ケース9:二世帯住宅を区分登記したい

    親世帯・子世帯をそれぞれ独立した登記にすることで、住宅ローン控除を二重に受けられる場合があります。

    • 必要な手続き:建物区分登記
    • 費用目安:15〜25万円
    • 期間:2〜4週間

    ケース10:境界杭が見当たらない

    工事や経年変化で境界杭が紛失した場合、再設置のために境界復元測量が必要です。

    • 必要な手続き:境界復元測量
    • 費用目安:15〜50万円
    • 期間:1〜2か月

    まとめ:自分に当てはまるケースは?

    ケース 手続き 費用目安
    土地売却 境界確定測量 30〜80万円
    相続分割 分筆登記 40〜100万円
    新築 建物表題登記 8〜15万円
    境界トラブル 境界確定測量 30〜80万円
    増築 表題変更登記 6〜12万円
    解体 滅失登記 3〜5万円
    農地転用 地目変更登記 3〜8万円
    面積誤差 地積更正登記 20〜60万円
    二世帯住宅 区分登記 15〜25万円
    境界杭紛失 境界復元測量 15〜50万円

    どのケースに当てはまるかわからない場合は、まず無料相談を活用しましょう。

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  • 土地家屋調査士と司法書士の違い【どちらに頼むべき?】

    土地家屋調査士と司法書士の違い【どちらに頼むべき?】

    不動産に関する手続きで「土地家屋調査士と司法書士、どちらに頼めばいいの?」と迷ったことはありませんか?

    実はこの2つの資格は扱う登記の種類がまったく異なります。この記事では、それぞれの仕事の違い、費用の比較、どちらに依頼すべきかをわかりやすく解説します。

    土地家屋調査士の仕事領域

    土地家屋調査士は、不動産の「表示に関する登記」の専門家です。簡単に言えば「土地や建物の物理的な情報(形状・面積・構造)を登記簿に登録する」仕事です。

    土地家屋調査士の主な業務

    • 境界確定測量:土地の境界を測量・確定する
    • 土地分筆登記:1つの土地を2つ以上に分割する
    • 土地合筆登記:複数の土地を1つにまとめる
    • 地目変更登記:土地の用途(田→宅地など)を変更する
    • 地積更正登記:登記面積の誤りを修正する
    • 建物表題登記:新築建物を登記簿に登録する
    • 建物表題変更登記:増築・改築による変更を登記する
    • 建物滅失登記:解体した建物の登記を抹消する
    • 建物区分登記:1つの建物を区分所有にする

    共通するのは、すべて「物(ぶつ)」に関する登記であることです。

    司法書士の仕事領域

    司法書士は、不動産の「権利に関する登記」の専門家です。簡単に言えば「誰が所有者か、担保は設定されているか」を登記簿に登録する仕事です。

    司法書士の主な業務

    • 所有権保存登記:新築建物の所有者を初めて登記する
    • 所有権移転登記:売買・相続・贈与による所有者変更
    • 抵当権設定登記:住宅ローンの担保を設定する
    • 抵当権抹消登記:ローン完済後に担保を抹消する
    • 相続登記:相続による所有者変更

    共通するのは、すべて「権利」に関する登記であることです。

    違いの比較表

    土地家屋調査士 司法書士
    扱う登記 表示に関する登記(物理情報) 権利に関する登記(所有権等)
    具体例 測量、表題登記、分筆、滅失 所有権移転、抵当権設定、相続
    現地調査 あり(測量機器で実測) 基本なし(書類作成が中心)
    費用帯 3〜100万円(測量規模による) 3〜15万円(登記の種類による)

    両方が必要なケース

    以下のようなケースでは、土地家屋調査士と司法書士の両方に依頼が必要です。

    新築一戸建ての場合

    1. 建物表題登記 → 土地家屋調査士
    2. 所有権保存登記 → 司法書士
    3. 抵当権設定登記(ローンの場合) → 司法書士

    土地を分筆して売却する場合

    1. 境界確定測量・分筆登記 → 土地家屋調査士
    2. 所有権移転登記 → 司法書士

    相続した土地を分割する場合

    1. 分筆登記 → 土地家屋調査士
    2. 相続登記(所有権移転) → 司法書士

    両方に依頼が必要な場合、どちらかの事務所がもう一方を紹介してくれることが多いです。

    どちらに相談すればいいか迷ったら?

    こんな時は… 相談先
    境界がわからない 土地家屋調査士
    土地を分けたい 土地家屋調査士
    新築した 土地家屋調査士(表題)→ 司法書士(保存)
    建物を解体した 土地家屋調査士
    相続で名義変更したい 司法書士
    不動産を売買する 司法書士
    ローンの担保を設定 司法書士

    迷った場合は、どちらに相談しても適切な専門家を紹介してもらえます。まずは気軽に問い合わせてみましょう。

    まとめ

    土地家屋調査士は「モノ(物理情報)」の登記、司法書士は「権利」の登記の専門家です。不動産の手続きでは両方が必要になるケースも多いため、まずはどちらかに相談し、必要に応じてもう一方を紹介してもらうのがスムーズです。

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  • 土地家屋調査士とは?仕事内容・資格・依頼できる業務を解説

    土地家屋調査士とは?仕事内容・資格・依頼できる業務を解説

    土地家屋調査士」という資格をご存知ですか?不動産取引で名前を聞くことはあっても、具体的にどんな仕事をしているのかわからないという方は多いのではないでしょうか。

    この記事では、土地家屋調査士の仕事内容、資格の概要、依頼できる業務、費用の目安をわかりやすく解説します。

    土地家屋調査士とは?

    土地家屋調査士は、不動産の「表示に関する登記」を独占業務として行う国家資格者です。具体的には、土地や建物の物理的な情報(所在・形状・面積・構造)を調査・測量し、法務局の登記簿に登録する仕事です。

    土地家屋調査士の位置づけ

    • 根拠法:土地家屋調査士法(昭和25年制定)
    • 監督官庁:法務省
    • 全国の登録者数:約16,000人(2024年現在)
    • 試験の合格率:約8〜10%(難関国家資格の一つ)

    不動産に関する登記は「表示の登記」と「権利の登記」に大別されます。土地家屋調査士は前者、司法書士は後者を担当します。

    土地家屋調査士の主な仕事内容

    1. 境界確定測量

    最も依頼が多い業務です。土地の境界を正確に測量し、隣地所有者と立会いを行って境界を確定させます。土地売却・分筆・相続の際に必要になります。

    2. 土地の登記

    • 分筆登記:1つの土地を2つ以上に分割する
    • 合筆登記:複数の土地を1つにまとめる
    • 地目変更登記:土地の用途を変更する(田→宅地など)
    • 地積更正登記:登記面積の誤りを修正する

    3. 建物の登記

    • 建物表題登記:新築建物を登記簿に初めて登録する
    • 建物表題変更登記:増築・改築による変更を登記する
    • 建物滅失登記:解体した建物の登記を抹消する
    • 建物区分登記:マンション・二世帯住宅を区分所有にする

    4. 筆界特定手続きの代理

    法務局の筆界特定制度を利用する際に、土地所有者の代理人として手続きを行います。

    5. ADR(裁判外紛争解決手続)の代理

    ADR認定を受けた土地家屋調査士は、境界に関する紛争の調停・仲裁の代理を行うことができます。裁判によらない解決を目指す制度です。

    土地家屋調査士に依頼するメリット

    正確な測量データに基づく安心感

    GPS・トータルステーションなど最新の測量機器を使い、ミリ単位の精度で測量を行います。法務局に提出する図面も国家資格者が作成するため、法的な信頼性が高いです。

    隣地との調整をプロに任せられる

    境界確定では隣地所有者との立会い・交渉が必要ですが、土地家屋調査士が中立的な第三者として間に入るため、当事者同士で話し合うよりもスムーズに進みます。

    法的義務のある登記を確実に完了

    建物表題登記や滅失登記は法律で期限が定められています。期限内に確実に完了させるためには、専門家への依頼が安心です。

    土地家屋調査士の費用の目安

    業務内容 費用目安
    境界確定測量 30〜80万円
    現況測量 10〜30万円
    分筆登記 10〜20万円(+測量費)
    建物表題登記 8〜15万円
    建物滅失登記 3〜5万円
    地目変更登記 3〜8万円
    地積更正登記 20〜60万円

    費用は土地の広さ・形状・地域によって異なります。相見積もりを取って比較することをおすすめします。

    土地家屋調査士を探す方法

    • インターネット検索:「○○市 土地家屋調査士」で検索
    • ポータルサイト:登記測量ドットコムなど、地域から専門家を検索できるサイトを利用
    • 紹介:不動産会社・ハウスメーカー・司法書士からの紹介
    • 土地家屋調査士会:各都道府県の調査士会に問い合わせて紹介を受ける

    まとめ

    土地家屋調査士は、土地や建物の物理的な情報を正確に測量・登記する国家資格者です。土地売却・相続・新築・境界トラブルなど、不動産に関する重要な場面で不可欠な存在です。

    まずは無料相談を活用して、ご自身の状況に合った対応を確認してみてください。

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